パニック障害

パニック障害のカウンセラーを選ぶ私的基準

ムカイヤマ
ムカイヤマ
いま私がカウンセラーを選ぶならこういう人を選びます

ムカイヤマ(@3kyotoiju)です。

今回はパニック障害やうつ病のカウンセラーを選ぶ基準についてお話しします。うつ病も含めているのは、「うつ病カウンセラー」も多いからです。

カウンセラーは誰でもなれる

本題に移る前に、カウンセラーの実態について触れておきます。

驚くかどうかわかりませんが、先に言いますね。

カウンセラーは誰にでもなれます

カウンセラーになるのに、何の資格も必要ありません。

「私はカウンセラーです」と言った瞬間から、誰でもカウンセラーになれます。

カウンセリング料といって、お金を取ってもかまいません。ビジネスは自由ですから、カウンセリングというビジネスをおこなうのは自由です。

「カウンセラー」と検索エンジンで調べてみるとわかりますが、たくさんのカウンセラーさんのブログが見つかります。特に多いのはアメブロです。

カウンセラーの多いこと多いこと。

カウンセラーを自称していても、彼ら彼女らは一応何かしらの民間資格を持っている場合があります。

資格を持つことで、権威づけをおこなわないと、クライアントに信用してもらえないからですね。

カウンセラーの国家資格ができたけど

カウンセラーは昨年までは民間資格しかありませんでした。

臨床心理士もじつは民間資格です。

ほか、NLPや○○療法など、肩書きがついているものは、すべて民間です。

しかし、2018年の9月に、国家資格として、「公認心理師」ができて、第1回の試験がおこなわれました。

公認心理師になるには、ざっくりいうと、4年制大学+大学院、4年制大学+実務経験で、所定の科目を履修していて、試験に合格することが条件です。

ただ、公認心理師は臨床心理士と同じように、医療の現場や学校といった公共性がある施設で働くことが見込まれているので、民間でクライエントにカウンセリングするかはわかりません。

臨床心理士のカウンセリングでも症状が改善しなかった理由

私はかつて、2人の臨床心理士さんのカウンセリングを受けましたが、パニック障害が改善したかいわれると、残念ながら改善していません。

2~3日は気休めになっても、すぐいつもの当事者モードになってしまいます。

理由は、接触回数が少ないのと、所属感がないからです。

病院という特殊な場から離れてしまうと、現実に引き戻されて、カウンセリングの内容が吹っ飛んでしまいます。

病院にわざわざ行って、30分~1時間話をする、それも、2~3週間に1回しか接点が持てません。

所属感がないのは、病院にいっても、カウンセリングを受けても、1対1です。病院から離れたら当事者は孤独です。孤独にパニック障害やうつ病とバトルしなければいけません。

カウンセラーも所属している患者会や自助グループの存在はありますが、パニック障害であれば、そういう会に行くことも予期不安でままなりません。

当事者は行けないつらさがわかっているので、本当は仲間とつらさを分かち合いたくても、分かち合えないという現状があります。そしてますます孤独になり、改善ができないという悪循環に陥ります。

上記でお話したことは、医療従事者や学者といったプロや非当事者がいっているのではありません。

パニック障害の当事者で、現場を経験している立場からお伝えしていることに意味があります。

医療現場もカウンセリング現場も当事者として経験してるけど、全然ダメだったんですね。

じゃあ、どうすればいいんだろう?

いまの時代に、カウンセリングをするならばどうする?という理想をいうと。

パニック障害 コミュニティ

カウンセラーを選ぶ私の基準

まずは、カウンセラーを選ぶ基準です。あくまでも私の基準です。

1.パニック障害やうつ病の当事者

2.当事者同士がつながれる(オンライン・リアル両方の)コミュニティを作っている

3.カウンセリングの前にお試しで話せる

1.当事者である

当事者以外のカウンセラーでも、手法が確立しており、場数をこなしていれば、当事者の症状や心持ちが改善する可能性はあります。

でも、当事者は心のどこかで「この人、パニックもうつも経験したことないくせに、何がわかるっていうの?」という思いを抱いています。

「経験してないくせに」の不安を取り除くのは難しいと思います。

ですので、「当事者です」と言ってくれると、不安を理解してくれる、しんどいときがわかってくれる、というかなりの安心感があります。

カウンセラー自身は、症状が寛解しているのが理想ですが、少し症状が残っていると、当事者と同じ視点に立てるので、安心を得てもらいやすいところもあります。

ですので、症状が少し残っているならば、寛解しているとウソはつかずに、クライエントには正直に伝えてほしいです。

2.オンラインまたはリアルのコミュニティがある

カウンセラーとクライエント(当事者)で構成する、ゆるい感じのコミュニティがあると、どこかに所属しているという安心感があります。

コミュニティでは、遠慮なくしんどさを言えますし、克服できたことを言うことで、励まし合うことができます。

比較的作りやすいオンラインのコミュニティがあると、安心感が持てます。

オンラインですと、LINE・Zoom・スカイプ・Facebookグループなどコストをかけずにかんたんにコミュニティが作れます。

リアルのコミュニティは、来れる人がだけが来るという形にして強制しないのがベストだと思います。

そもそも症状があって家から出れない当事者が多いですから。

ちなみに、精神疾患に限らず、病気によっては「患者会」「自助グループ」が全国各地に存在しています。

ですが、リアルで会やグループの場所に行かなければならない、という大きなデメリットがあります。

リアルの集まりは、健常者の論理です。当事者以外の人が会やグループを考えると、リアルで来い!と強制することになってしまいます。

当事者に寄り添っていません。

ですから、まずはオンラインでつながって、リアルで集まる時に来れる人は来てね、くらいのゆるさが理想です。

3.お試しで話せる

カウンセリング費用を払う前に、お試しで30分でもいいから、カウンセラーと話せると、相性や直感などがわかるので、当事者としてはありがたいです。

お試しの30分は、当事者の今の状態を知る、でもかまいません。

つまり、いきなりお金を取らない、ということです。

当事者は外で働いていない人が多いので、なけなしのお金を払います。その苦心を忘れないでほしいんですね。

30分話して、当事者がカウンセラーを信頼できたら、ちゃんと費用は払いますから、どれだけ自分の手法や場数に自信があったとしても、お高く止まらないで、当事者に寄り添ってほしいです。

なんだかビジネスっぽい話になってきましたが、自称WEBコンサルタントをたくさん見てきてるので、WEBコンサルをこちらのカウンセリングに置き換えても、本質は同じだと考えています。

「経験している」「コミュニティがある」「お試しで話せる」

この3つがそろったら、クライエントは安心できると思います。

まとめ

まとめます。

・カウンセラーは誰でもなれる
・接触回数と所属感が安心感を生む
・カウンセラーを選ぶ基準
1.当事者 2.コミュニティがある 3.お試しで話せる

です。

カウンセリングを利用するにあたり心がけたいこと

大事な心がけを一つ言っておきますね。

カウンセラーのお世話になるときは、カウンセラーにパニック障害を改善してもらうのではなく、

カウンセラーの症状改善を手伝ってもらう

という考え方です。

自分本位な言い方をすると、

症状改善にカウンセラーを利用する

です。

症状を改善するのは自分自身なので、誰に依存するでもなく、どこまでも自分が主体です。

でも自分1人では症状を改善するのは難しいので、カウンセラーという人を頼るのもありだな、と考えるようにするといいですよ。

カウンセラーを選ぶときに参考にしてくださいね!