パニック障害

パニック障害の原因は親のせい?親子関係のストレスを減らすには

親には無意識でいい子ちゃんを演じてしまうムカイヤマ(@3kyotoiju)です。

パニック障害だけでなく、うつ病やほかの精神疾患でも、「親との関係」は病気そのものや、当事者からすると、ストレスに影響を与えると思います。

今回は、パニック障害を含めた精神疾患と親との関係、親とどう向き合ったらいいかを、当事者の視点でお話しします。

経済面から親御さんと同居している当事者さんが多い

私はパニック障害を発症して20年になろうとしていますが、これまで、主にうつ病当事者さんと話をする機会が何度かありました。

パニック障害の方とお話しできなかったのが、お互い外に出れないからですね。

現在はツイッターやフェイスブックといったSNSで、(精神疾患)当事者さんの日常の様子を見ることができて、交流がなくても、どんな思いをで日々を送っているのかがわかります。

それで、当事者さんを見ていると、経済的な面から親御さんと生活されてる方がとても多いです。

もちろん私も、ツレ(パートナー)と同居するまでは、33年間両親と生活していました。

問題となるのは、当事者本人が親御さんとの同居を望んでいるのか、それとも、一緒にいたくない、別に暮らしたいと願っているのかどうかです。

もしあなたが当事者だとしたら、両親との関係は良好ですか?それとも経済的に助けてもらわないと生きていけないから、仕方なく同居してますか?

「子ども」になれなかったら親離れした

私自身の話でいうと、両親との同居を望みませんでした。

理由は、パニック障害を理解してくれない、経済面で頼っているので親の言うことを聞かないといけないから、でした。

それと、私は幼い頃に「子ども」として生きられませんでした。

子どもであるはずなのに、親が2人とも精神的に幼いので、私は小さい頃から精神的な「親」の役割をしていたんです。

だから波風を立てないように、「いい子」を演じていました。

家で顔色をうかがい、学校生活で顔色をうかがい、おとなしい性格の子どもでした。

(ここにLGBTというマイノリティが入ってきて、ややこしくなるのですが、今は触れません。)

アダルトチルドレンの定義がわかってないですが、私は「親チルドレン」です。40歳をこえた今でも、「親に対して精神的に親してるなあ」と感じます。

「子ども」をやって、人に甘えたり頼ったりすることを覚えたかったけど、甘えるのも頼るのも下手に育ってしまいました。

親と生活するストレスから症状が悪化している場合があるかも

当事者さんの様子を見ていると、私以上に親との問題が深刻にもかかわらず、親と同居されている方が多くいます。

親と離れる、実家を出るだけで、メンタルの問題がずいぶんと軽くなるのに、やむを得ず親と生活していらっしゃいます。

おそらく、一人で生活できる経済力があれば、家を飛び出しているだろうなと思われる方が多くいます。

ようするに、親と生活しているだけで、ストレスフルで、症状が悪化しているケースが多いかもしれない、ともいえますよね。

「家を出たい」と願い続けたら叶った

私は早い段階で「親とずっと一緒にいたら、廃人になって消えてしまいたくなる」と思ってて、「家を出たい出たい」と願い続けました。

行く先は東京ではなく「関西に住みたい」と具体的に願っていました。大阪でも京都でもどこでもよくて、とにかく関西に出たかったんです。

そうすると、京都市出身のツレと出会うことができ、いま現在京都市に住んでいます。

話が飛んじゃってすみません。

何を言いたいかというと、受け入れてくれる人が一緒だと、パニック障害と共生したままでも家を出れて、移住までできちゃった、ということなんです。

自立支援も障害年金も手帳も、前もって調べて、引っ越した時にすべて富山から京都に引き継ぎました。

引っ越しの手続きがちょっと増えちゃいましたけど。

親から離れて生活して大きく変わったこと

親から離れ、富山も離れて、京都に来てみると、大きく変わったことが1つあります。

それは、

普段の生活で親のことをまったく考えなくてよい

です。

普段の生活で親を考えないことは、私にとっては、とっっっっっても大きいです。

身近に親がいないから、”親との関係ストレス”がゼロになりました。

たまに親から電話があって、うざったいなあと感じることもありますが、一緒に生活してる頃に比べればずいぶんと気楽です。

親の本当の願い

私は親という立場になったことがないし、これからもなりませんが、親が望むことって何かな?と考えたら、最終的には、

「どんな形であれ子どもが幸せに生きること」

だと思うんですね。

子どもである私が幸せに生きるためには、親から離れる必要があった、ということです。

子離れしてくれない親から、親離れしなければ、ずっとストレスを抱えたままでした。

パニック障害を抱え、ストレスが強くなるとうつ症状を併発していたので、私には親と一緒に生活するのは不幸でした。

不幸から少しでも幸せに近づくために、私は親元を出ました。

おかげで、現在は、うつ症状が出ることはほとんどなくなりました。

たまにうつっぽいなあと感じることがありますが、現在では2~3日、長くても1週間でおさまります。

家から出たいという願いは持ち続けてほしい

「ムカイヤマさん、あなたはツレさんと運良く会えたからいいけど、私は恋人がいないし、お金もないし、家を出れないよー」

とおっしゃるかもしれません。

でも本当に望んでいるなら、「家を出たい。親から離れたい。」という強い願いは、持ち続けてくださいね。

何も行動できなかったとしても、願いは持ち続けてください。

人生、本当に何が起こるかわからないので。

今後、あなたの元に、あなたを丸ごと受け入れてくれる恋人が現れて、パートナーができるかもしれません。

その時は家を出て、二人で生活することになるでしょう。

二人で生活する大変さも別のストレスもありますが、親といるストレスに比べたら、乗り越えていけるストレスだと思います。

そして、赤の他人を頼って一緒に生活する、というハイレベルな自立スキルが身につきますよ。

当事者だけのシェアハウスを作ったらどうか

ここからは、私個人の思いです。

そもそも恋人どころか、友だちができない、一人ぼっちで、親と生活をさぜるをえない当事者さん向けに、あったらいいなと思うものがあります。

もしかしたらどこかですでに作っている方がいるかもしれません。

それは、

当事者たちだけで生活するシェアハウス

です。

福祉施設のグループホームではなく、身の回りのことはある程度できる人たちが住むシェアハウスです。

お金はどうするの?ですが、年金だけでまかなうのが理想ですが、外でも家でも少しでも働けるなら、年金にプラスして収入を得ます。

家で働くといったら、WEBの仕事になりますね。外注を請け負う仕事でもいいでしょうか。

一人でやると大変だけど、共同でやれば、「ビジネス」や「事業」として成り立ちます。

もちろん、家事は助け合いながら分担でしなければいけません。

他人と生活するストレスも引き受ける必要があります。

それでも、親から離れるだけで精神的な自立ができるし、シェアハウスには自分をわかってくれて、頼れる当事者たちがいるので、なんとかなるんじゃないかな、と思うんです。

誰かクラウドファンディングで、家から出れない当事者さんたちの願いをかなえてほしいです。(人に丸投げでゴメンナサイ)

まとめ

・精神疾患が長引く原因の一つとして、親との同居があるかもしれない

・親から離れて生活すると、親子関係のストレスがゼロに近くなる

・親元を出たいなら願い続けて、チャンスに飛びつく

・当事者だけのシェアハウスの建設を希望

親子関係のストレスは、当事者だけでなく、健常者の方もみなさん持ってます。ドロドロの話もよく聞きます。

健常者の方は、経済面さえクリアできれば家を飛び出せますが、経済面に弱い当事者は、親と生活せざるをえない状況で苦しんでいます。

親孝行なんてしなくていいですよ。

自分の幸せが親の幸せですから。

親子関係のストレスが、少しでも減りますように。

それでは!